学ランも指定の通学バッグも同級生よりヨレてて、

誰かのお下がりと

思われるのが一目瞭然だった。

学区内に市営団地が1つあり、

1つはそこそこきれいな団地で

A先輩の住んでる団地は

家賃が激安で、

正直ボロボロの団地だった。

A先輩の下には、

確か弟さんと妹さんもいた。

そしてA先輩のお母さんは

近くの市場でレジの仕事をしていたので

私を含めてファンの女子は毎日、

学校帰りに市場に寄って、

A先輩のお母さんのレジで

お菓子を買っていた。

A先輩が2年生の年、

冬休みが終わった登校日にパニックが起きた。

A先輩がとある女子生徒と

一緒に登校した。

その相手はB子先輩、

吹奏楽部の部長で成績優秀で超美人

そして家が超絶お金持ちで

学校近くの豪邸に住んでいる。

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